沖縄の海への影響

確実に進行を続ける地球温暖化。
世界規模での異常気象、南極や北極の氷床の減少、氷河の減少、既に地球の自然は人間の手によって変えられています。

では、もっと私たちに身近な、「沖縄の海」に目を向けて見ましょう。
既に異変は沖縄の海にも起こっています。

沖縄の魅力の一つ、青い海と白い砂浜。
これらを支えているのはサンゴです。 沖縄の海が青いは、サンゴのカケラで出来た白い砂のおかげです。

サンゴは多くの生物が暮らす場所を提供し、沖縄の海の生態系の基礎となっています。
さらにサンゴは成長する際に、二酸化炭素を吸収し固定します。

そのサンゴが死滅する事態が世界中で起こっています。サンゴは死滅すると白く変色します。この現象を白化と呼んでいます。
サンゴは体内に褐虫藻という藻類を共生させています。この褐虫藻からの栄養を受けて生きているのです。褐虫藻は水温が30度を超えるとサンゴから逃げ出してしまい、褐虫藻がいなくなったサンゴは白く見えます。これが白化です。
サンゴは白化してもしばらくは生きていますが、すぐに褐虫藻が戻ってこないと栄養が無くなり死んでしまいます。

サンゴはゆっくりとサンゴ礁を形成しますが、一度死んでしまったサンゴ礁は再生する事はありません。
新たなサンゴが、そこで新たに成長し、長い年月をかけてサンゴ礁を形成しなくてはなりません。しかし、海水温が高いとサンゴは生きられず、新たにサンゴが根付く事も出来ません。

このまま、地球温暖化が続けば、沖縄のサンゴは大きなダメージを受けてしまいます。
サンゴを基礎として成り立っていた生態系も成り立たなくなってしまう可能性があります。

さらに今後起こると予測されるのが、海面の上昇です。
最新の予測の中には、2100年には海水面が現在よりも100cm上昇する可能性があるとの報告があります。この予測通りに海水面が上昇してしまうと、近い将来、沖縄のビーチの殆どは海に沈む事になります。

沖縄の大きな魅力の一つである美しい海やビーチも、地球温暖化によって消えてしまう可能性があるのです。

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